通信制高校と定時制高校

通信制高校の中には、通信制コースの他に、定時制昼間コースと夜間コースも同じ校舎で実施しているところもあります。
興味があれば、通信制コースの生徒が定時制コースの授業を受けたりなど、コース間の行き来が自由だったり、転籍することができる高校もあります。

定時制課程の全日制課程との違いは、学習する時間帯ぐらいです。

1日あたり4時限×5日で20時間を学ぶのが基本です。仕事などと並行しながら余裕を持って4年間で卒業を目指すことが一般的です。
学習意欲のある人は、「午前部」の生徒が「午後部」の授業を受けたり、通信制の授業も併せて受けて卒業に必要な単位を取得すれば3年間で卒業することも可能です。
参考程度に、就業年限4年で82%の生徒、就業年限3年で18%の生徒が学習しています。
私服で登校するところが多いようです。

夜間コースでは、授業の前に給食が支給されたり、朝の通学ラッシュをさけられるなどのメリットがあります。
少人数で落ち着いて勉強したい人に向いているかもしれませんね。