通信制高校はかつて仕事などをしながら高校を卒業するために作られたと言われています。しかし、時代の変化や若い世代のニーズの変化により、現在では金銭的な事情から通信制高校へ通う生徒は減っています。一方で増えているのが、いじめや引きこもりなどで心に傷をおった生徒の入学だと言われています。そのため高校も生徒への授業などに力を入れており、通信制高校の卒業率は非常に高いものになってきています。
授業やスクーリングのほかに個別指導を行う学校も
レポート作成のために授業やスクーリングはもちろんですが、このスクーリングと別に個別指導などを行う時間を設け、レポートでわからない部分を質問することができる質問教室の開講などを行う通信制高校も増えてきています。またサポート校などと連携して資格取得を目指すことができる通信制高校も少なくありません。
大学受験も目指すことができる
通信制高校の卒業率の上昇はもちろん、大学進学コースを設けて、進学塾講師によって受験専用の授業を行っている通信制高校もあります。また、美術や漫画など自分の学びたいと思える分野を重点的に行えるのも、単位制を利用している通信制高校ならではの特徴です。通信制高校の卒業率はこのように非常に高く、卒業するだけでなく目指すものへ近づくサポートを行ってくれる高校が非常に増えてきています。