僕はミュージシャンになりたいという夢を叶えるために通信制高校に入学しました。両親の意見と僕の希望をどちらも叶えるためにベストな選択が出来たと非常に満足しています。
通信制高校で勉強と音楽を両立
中学入学と同時にギターを始めてからというものすっかり夢中になり、将来はバンドで食べていきたいと強く思うようになっていきました。しかし両親は「中卒でバンドマンなんて絶対に許さない」と猛反対でした。せめて高校くらいは出てくれという両親の希望は頑なに変わらず、でも僕も1秒でも多くギターに触れている時間を増やしたかったので一歩も譲らず、話し合いは平行線のままだったところに通信制高校の存在を見つけました。午前中で普通の勉強をして午後からはずっとギターの勉強をしていられるという夢のような学校でした。きちんと勉強していれば3年で卒業できるという至れり尽くせりな感じでした。
現実を見て親の意見にも納得
高校に入り友達とバンドを組んでからはライブハウスに出入りするようにもなり、そこでかなり年上の知り合いもたくさん出来ました。そして、子供が出来てバンドを辞めようと思ったけれど中卒で就職できず、今でも音楽にしがみつくしかないという人にも会いました。それが良い悪いではなく何かあった時に取れる選択肢が限られてしまう怖さは思い知りました。両親の言うことを無視しなくて良かったなと思いました。
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