通信制高校の卒業率は全日制高校よりの低い事は知られています。それは通信制の高校の学習が高度なレベルを求められている事を意味する事かもしれません。通信制高校では自己管理・自己責任の大原則のもと各自学習を進めて行きます。通信制高校の生徒は全日制高校の生徒とよりも社会のルールに身を投じることとなるのです。
通信制高校の卒業率は低い？
通信制高校の中でも私立の方が卒業率が高い事が知られています。その理由に比較的に学費が公立よりも高いため簡単にやめる訳にはいかないことと、専門的な科目や資格取得プログラムを取り入れている場合が多く最初から目的意識の高い生徒が集まる傾向がある事があげられるでしょう。そして、卒業までのサポートを手厚く行っている私立通信専門学校もあるそうです。
全日制よりも自己管理能力が求められる場
しかし、通信制高校の大原則である自己管理・自己責任に縛られ卒業する事に意味があります。出席するだけで卒業できてしまうレベルの低い高校よりも求められる能力はハイレベルです。通学生徒は育児をしながら、働きながら通う生徒もたくさんいます。限られた時間を自分で管理して与えられた課題をこなしていく事は簡単な事ではありません。しかし、その学習スタイルを身に着けてやり遂げる事で人間的な成長、また社会での自信につながる成功経験になるのです。