通信制高校から進学、就職する方はたくさんいます。通信制高校を卒業する事で得られる社会的ステータスが認められている事を指します。しかし何に着けてもそれは卒業できて初めて叶う事でもあります。通信制高校の卒業率から考えてみましょう。
通信制高校の卒業率は何を意味する？
「通信制高校も卒業できないなんて」とお考えの方も多いかもしれませんがそれは間違いです。通信制高校で単位取得の基本となるレポート提出の壁は以外と高いのです。週に４～５つ程度のレポートが課されるのが普通です。３年間通してこなしていくには自己管理ができていなければ実現しません。気が緩んでしまえばすぐに貯まってしまいどうにも追いつく事が出来なくなってしまうのです。高校中退する生徒はナイーブな問題を抱えている場合がほとんどです。モチベーションが低い中でレポートでの学習スタイルをこなす事は難しく、それが原因で通信制高校で中退・留年を繰り返す事で生徒はさらに自虐してしまうという悪循環になってしまうのです。
目的意識を自分で感じる事が大事
つまり、通信制高校での教育は決して簡単なものではありません。ですから、周りがこれくらいできて当たり前というようなスタンスでいては逆効果です。通信制高校の卒業率が伸びないのは、モチベーションが低い中で「取りあえず通信制高校に通うか」というような軽い気持ちで入学してしまう事にあるでしょう。「どうやって自分は生きていくのか」その通過地点に通信制高校があり延長線上に目的を認識させる事が通信制高校での学習が本当の意味で有意義なものになるのです。