自分で学びたいことを選べる

今では、私立高校が当たり前になっていますが、株式会社が学校を作ることは小泉政権の規制緩和で2003年度に許可されてからなので、歴史は浅いです。通信制高校に通っている生徒の数は今では約1万4千人以上になりました。

高校側は生き残りをかけ、人気の高校となるため、卒業率のみではなく、就職率や進学率を伸ばそうと試行錯誤をしています。
今までは、教師が板書したものをうつすだけの受動的な学習から、学校側が学生の学びたいことに応えようとするよう世の中になりました。

通信制高校というと、いじめや体罰、うつ病、病気などが原因不登校になってしまった人の妥協策、というマイナスなイメージはもう古いです。
単に「学費が安いから」「通いやすいから」通信制高校を選んだのではなく、将来芸能人やスポーツ選手として活躍するという高い志を持って通信制高校を選んだ人もいます。

また、週1、土曜だけ登校するコースの生徒も全日制コースの生徒同様、クラブ活動や、ゼミ旅行、文化祭、などに参加できます。
その他、通信定時制合同運動会に参加したりするので、ほかの学校の生徒とも交流があります。